「安倍派」に関する記事一覧

西村、萩生田、世耕3氏は早くも“派閥”づくりの囲い込み競争 「もう数に入れたから」と誘われ
西村、萩生田、世耕3氏は早くも“派閥”づくりの囲い込み競争 「もう数に入れたから」と誘われ

裏金事件で揺れる自民党。3人の現職国会議員を含む10人が起訴・略式起訴されたが、その“代償”が自民党政治の根幹ともいえる派閥の解消だった。しかし、安倍派幹部のなかには、派閥解消後の“派閥”結成に向けた動きがすでに出ているようだ。少なくとも「5人衆」のうち、西村康稔・前経済産業相、萩生田光一・前党政調会長、世耕弘成・前党参院幹事長の3人からは、議員の囲い込みともとれる発言が聞こえてくる。AERAdot.が入手したある集会での音声記録からも、そうした傾向が読み取れる。

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「5人衆」立件断念で特捜部には「銅メダルにも達しない」と若狭弁護士 裏金以外の捜査があるか
板垣聡旨 板垣聡旨
「5人衆」立件断念で特捜部には「銅メダルにも達しない」と若狭弁護士 裏金以外の捜査があるか
安倍派「5人衆」の立件は断念――。自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で1月19日、安倍派の大野泰正参院議員や谷川弥一衆院議員、派閥の会計責任者らが在宅や略式で起訴されたと報じられた。池田佳隆衆院議員に続く国会議員の立件だ。ただ、東京地検特捜部は安倍派幹部については困難と判断し、一連の捜査は一段落したと見られている。こうした動きについて、東京地検特捜部元副部長の若狭勝弁護士は「国民からの批判は免れない」との評価だ。
若狭勝安倍派5人衆特捜部
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パー券“裏金”より額がでかい政策活動費 報告書への記載必要なし 選挙年の自民党は17億円超
安積明子 安積明子
パー券“裏金”より額がでかい政策活動費 報告書への記載必要なし 選挙年の自民党は17億円超
しんぶん赤旗の報道をきっかけに発覚した自民党派閥のパーティー券をめぐる“裏金”疑惑は、「令和のリクルート事件」とも言われている。12月19日には安倍派と二階派の事務所に東京地検特捜部が強制捜査に入り、永田町は騒然とした空気に包まれた。そして今回、問題となったパーティー券とは別の政治資金についても問題視する声が出ている。
政策活動費安倍派裏金
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強制捜査の夜もパーティー開催…絶対に「政治資金パーティーをやめない」自民党議員たちの“言い分”とは
上田耕司 上田耕司
強制捜査の夜もパーティー開催…絶対に「政治資金パーティーをやめない」自民党議員たちの“言い分”とは
自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる疑惑を受け、岸田文雄首相は派閥によるパーティーや忘年会や新年会を当面自粛する方針を打ち出した。8日の衆院予算委員会では「国民の政治に対する信頼が揺らぎ、自民党全体にも厳しい目が注がれている」(岸田首相)と危機感をあらわにした。だが、政治家のパーティーをめぐってこれだけ国民の厳しい視線が注がれる中でも、いまだに自民党議員のパーティーは頻繁に行われている。この時期にあえて政治資金パーティーを開く理由は何か。議員の事務所を直撃した。
政治資金パーティー裏金キックバック安倍派
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安倍派キックバック議員の一覧表や二重帳簿も提出? 金額上位ランキング表にあった3議員とは
今西憲之 今西憲之
安倍派キックバック議員の一覧表や二重帳簿も提出? 金額上位ランキング表にあった3議員とは
とうとう派閥の事務所に東京地検特捜部のメスが入った。12月19日、特捜部は自民党の清和政策研究会(安倍派)と志帥会(二階派)の事務所をそれぞれ家宅捜索した。派閥のパーティー券販売でノルマを超えた分について、派閥から議員にキックバックし、そのカネを政治資金収支報告書に記載しなかった政治資金規正法違反の容疑だ。長期政権を敷いた安倍晋三元首相とそれを支えた二階俊博元幹事長という超大物を“直撃”したのだ。着々と進む捜査だが、国会議員の逮捕や起訴はあるのか、幹部議員の立件は……。国民が注目している。
池田佳隆裏金問題安倍派二階派政治資金パーティー
dot. 12/20
安倍派「5億円裏金」問題の根本は“劣悪な安倍チルドレン”が大量に生まれてしまったこと 青木理
上田耕司 上田耕司
安倍派「5億円裏金」問題の根本は“劣悪な安倍チルドレン”が大量に生まれてしまったこと 青木理
自民党の最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)による政治資金パーティーの裏金問題は、底なし沼になってきた。裏金は5年間で総額5億円に上るとみられ、東京地検特捜部は19日、千代田区にある安倍派事務所などに家宅捜索に入った。わが世の春を謳歌してきた安倍派はなぜここまで追い詰められたのか。「安倍三代」(朝日新聞出版)の著書もあるジャーナリストの青木理氏に分析してもらった。
青木理安倍派裏金強制捜査
dot. 12/20
自民党派閥パーティー券問題、裏金の使い道は? 安倍派が「最大派閥」を維持できた構図
自民党派閥パーティー券問題、裏金の使い道は? 安倍派が「最大派閥」を維持できた構図
自民党派閥の政治資金パーティー券をめぐる問題は急展開を見せている。どのように広がったのか、今後どうなるのか。AERA 2023年12月25日号より。
安倍晋三 安倍派裏金パーティー券
AERA 12/19
自民党裏金の使い道とは「カネを配らないと票が集まらない」元国会議員秘書が語る
吉崎洋夫 吉崎洋夫
自民党裏金の使い道とは「カネを配らないと票が集まらない」元国会議員秘書が語る
連日報じられている自民党の派閥による裏金づくり。最も大規模に行われていたとみられているのは安倍派だが、キックバック方式は他の派閥でもあったようだ。5年間で計約10億円が裏金化された疑惑も報じられている。政党交付金があり、給与である歳費も多額の政治家が、なぜ裏金をつくる必要があるのか。元国会議員秘書で政治評論家の尾藤克之氏は「お金を配らないと票が集まらないという実態がある」と指摘する。お金を配る、とは?
安倍派裏金問題尾藤克之
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安倍派はなぜ「裏金作り」に全力を注いだのか 安倍一強政治の“おごり”が生んだ不幸な結末
井荻稔 井荻稔
安倍派はなぜ「裏金作り」に全力を注いだのか 安倍一強政治の“おごり”が生んだ不幸な結末
12月12日、朝日新聞の朝刊一面に「安倍派裏金5億円か 所属議員 大半に還流 派閥側の立件、不可避」との見出しが踊った。5億円もの裏金づくりを行っていたとされる「安倍派」に対して国民の反発は一層強くなり、安倍派出身の閣僚は全員が辞任する事態になった。なぜ安倍派だけが突出して金額が大きく、ここまで“裏金づくり”に熱心だったのか。自民党本部元職員で政治アナリストの伊藤惇夫氏らの指摘を基に分析した。
安倍晋三安倍派裏金パーティー券
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「特捜部は資料をがっちり持っている」戦々恐々の自民関係者 岸田首相は“安倍派切り”で逃げ切り
今西憲之 今西憲之
「特捜部は資料をがっちり持っている」戦々恐々の自民関係者 岸田首相は“安倍派切り”で逃げ切り
自民党の裏金問題で東京地検特捜部の本格的な捜査が始まった。関係者によると、安倍派では5年間で5億円の裏金があったといい、議員のパーティー券販売枚数をまとめた「ランキング」資料もあったという。安倍派5人衆やキックバックが高額の議員、そして会長経験者……。検察の捜査はどこまで伸びるのか。安倍派幹部を「更迭」した岸田文雄首相は何を思う。
岸田首相安倍派パーティー券
dot. 12/15
「安倍派」元秘書らが語るパーティー券の怪しいさばき方 「“桜を見る会”とセットにして売っていた」
上田耕司 上田耕司
「安倍派」元秘書らが語るパーティー券の怪しいさばき方 「“桜を見る会”とセットにして売っていた」
自民党の最大派閥「安倍派」(清和政策研究会、97人)が窮地に陥っている。政治資金パーティーの収入の一部を裏金化していたとみられる問題で、直近5年間で所属議員にキックバックした総額は約5億円に上る可能性がある。13日には、同派の宮沢博行防衛副大臣が「(政治資金収支報告書へ)記載しないでよいと派閥から指示があった」と暴露。派閥から“かん口令”が敷かれていることも明らかにした。果たして実際にはどうだったのか。安倍派議員の元秘書らがAERAdot.の取材に、パーティー券やキックバックの実態について赤裸々に語った。
安倍晋三安倍派パーティー券
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安倍派への当て付け? 二階派の武田良太元総務相が岸田首相の意向無視でパーティーを開くわけ
今西憲之 今西憲之
安倍派への当て付け? 二階派の武田良太元総務相が岸田首相の意向無視でパーティーを開くわけ
政治資金パーティーの裏金問題で揺れる岸田政権、自民党、安倍派。このままいくと、リクルートやロッキード事件に匹敵するとの見方も出ているこの時期、パーティーを強行開催する議員もいる。安倍派に対する当てつけか、岸田首相への反発か。今、自民党内では、この先を見据えた様々な思惑と戦略が渦巻いている。人事、衆院解散、支持率……。今後、東京地検特捜部の捜査も本格化していくなかで、岸田首相の考えはいかに。
政治資金パーティーキックバック安倍派
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なぜ東京地検特捜部は「政治家」にメスを入れ始めたのか 元検事は「安倍氏の辞任と無関係とは言えない」
井荻稔 井荻稔
なぜ東京地検特捜部は「政治家」にメスを入れ始めたのか 元検事は「安倍氏の辞任と無関係とは言えない」
自民党5派閥の政治団体が資金集めのパーティー収入計約4千万円を政治資金収支報告書に記載していなかった問題は、政治家の「裏金づくり」の温床として疑獄事件になりつつある。
東京地検特捜部政治資金パーティー安倍派
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この話題を考える
大谷翔平 その先へ

大谷翔平 その先へ

米プロスポーツ史上最高額での契約でロサンゼルス・ドジャースへ入団。米野球界初となるホームラン50本、50盗塁の「50-50」達成。そしてワールドシリーズ優勝。今季まさに頂点を極めた大谷翔平が次に見据えるものは――。AERAとAERAdot.はAERA増刊「大谷翔平2024完全版 ワールドシリーズ頂点への道」[特別報道記録集](11月7日発売)やAERA 2024年11月18日号(11月11日発売)で大谷翔平を特集しています。

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アメリカ大統領選挙2024

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共和党のトランプ前大統領(78)と民主党のハリス副大統領(60)が激突した米大統領選。現地時間11月5日に投開票が行われ、トランプ氏が勝利宣言した。2024年夏の「確トラ」ムードからハリス氏の登場など、これまでの大統領選の動きを振り返り、今後アメリカはどこへゆくのか、日本、世界はどうなっていくのかを特集します。

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本にひたる

本にひたる

暑かった夏が過ぎ、ようやく涼しくなってきました。木々が色づき深まる秋。本を手にしたくなる季節の到来です。AERA11月11日号は、読書好きの著名人がおすすめする「この秋読みたい本」を一挙に紹介するほか、ノーベル文学賞を受賞した韓国のハン・ガンさんら「海を渡る女性作家たち」を追った記事、本のタイトルをめぐる物語まで“読書の秋#にぴったりな企画が盛りだくさんな1冊です。

自分を創る本
「10万円程度だけど……」検察捜査におびえる安倍派議員が語った 気になる“5人衆”の今後は
今西憲之 今西憲之
「10万円程度だけど……」検察捜査におびえる安倍派議員が語った 気になる“5人衆”の今後は
自民党の最大派閥、清和政策研究会(安倍派)の政治資金パーティーによる裏金作りの疑惑で、同派の松野博一官房長官が直近5年間で派閥から1千万円を超える裏金のキックバックを受け、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあると報じられた。東京地検特捜部による関係者への聴取も進んでおり、安倍派議員の秘書らに話を聞くと、危機感が広がっているという。13日には臨時国会が終了する。特捜部はその後、議員本人からも事情を聴く方針だ。検察はどのクラスの議員までの立件を視野に入れているのか。
松野博一安倍派キックバック
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【独自】下村博文氏が語る「なぜ派閥会長を決めないのか理解できない」 森元首相への土下座も「ない」
今西憲之 今西憲之
【独自】下村博文氏が語る「なぜ派閥会長を決めないのか理解できない」 森元首相への土下座も「ない」
自民党の最大派閥、安倍派(清和政策研究会)は8月31日、総会を開き、今後の派閥内の意思決定機関である「常任幹事会」のメンバーを決めた。塩谷立元文部科学相を座長に、萩生田光一政調会長や松野博一官房長官ら「5人衆」と閣僚経験者ら15人で構成しているが、塩谷氏とともに会長代理を務めてきた下村博文元文科相は外された。AERAdot.は総会より前に、派閥内で「下村外し」の動きがあることなどについて本人に聞いた。派閥について、安倍晋三元首相について、思いを語った。
安倍派下村博文森喜朗
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安倍派は新体制スタートもまた会長不在 「“高市早苗”の名前が出る時点で不安定」と専門家
今西憲之 今西憲之
安倍派は新体制スタートもまた会長不在 「“高市早苗”の名前が出る時点で不安定」と専門家
自民党の最大派閥、100人を擁する安倍派(清和政策研究会)は、8月17日に総会を開き、昨年7月に安倍晋三元首相が亡くなって以降、長期間不在だった会長のポストは決めず、塩谷立会長代理が「座長」に就く新体制を敷くことを決めた。
安倍派5人衆
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